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@golaj

山崎製パンの「月餅サンド あんバター」をいただきました。
※取り扱いについては、最寄りのスーパーなどで事前にご確認ください。

まず手に取って感じるのは、その存在感。直径は約7cmとコンパクトながら、しっかりとした厚みがあり、見た目以上にずっしりとしています。外側はクッキー生地で、月餅という名前から想像する“和菓子”のイメージとは少し違い、どこか洋菓子の雰囲気も漂わせています。

ひと口かじると、サックサクのクッキー生地が心地よい音を立て、その中からたっぷりのあんこが姿を現します。そして少し遅れて、あんこの中に忍ばせてあった塩味の効いたバターがじわっと広がる。この瞬間が、まさにこの商品の真骨頂。甘さ一辺倒ではなく、バターの塩味が全体を引き締め、甘じょっぱい絶妙なハーモニーを生み出しています。

使用されているあんこは、専用の工場で製造されるほど本格的なもの。製品ごとに最適な配合が考えられているそうで、この月餅サンドに使われているあんも、クッキー生地やバターとの相性をしっかり計算して作られている印象です。甘さは控えめながら、豆の旨味がしっかり感じられ、安っぽさは一切ありません。

クッキー生地は、例えるなら高級焼き菓子のよう。サックサクで軽やか、それでいて香ばしさもあり、全体の完成度を一段引き上げています。和と洋の要素が自然に溶け合い、「月餅」という名前に縛られない自由な発想が感じられる仕上がりです。

こだわりの珈琲や紅茶と合わせて、ゆったりとしたティータイムにいただくのもおすすめ。しっかりと重みがあるため、おやつとしては大人でも1個で十分満足できるボリューム感があります。甘いものを少しだけ、でもちゃんと満たされたい、そんな気分にぴったりです。

ここでふと、「温めたらどうなるのか?」という好奇心が湧きました。クッキー生地なので、レンジにかけるのは少し勇気が要りましたが、思い切ってレンジ500Wで20秒温めてみることに。

結果は……これは、なかなかの変化です。
先ほどまでは、固めのサックサク生地に、重みのあるあんことバターが層をなして存在していましたが、温めたことでその印象が一変。目をつぶって食べると、「本当に同じ商品?」と思うほど別物になります。

生地はほどよく柔らかくなり、食感がガラリと変化。あんことバターは一体化し、コクと滑らかさが増して、全体としての完成度がさらに高まったように感じます。個々の素材が主張するというよりも、“ひとつの菓子”としてまとまり、まさに究極形態の月餅サンドといった印象です。

ただし、注意点もあります。
かぶりついて食べる分には問題ありませんが、調子に乗って割って中を確認しようとすると要注意。温めたことで生地がもろくなり、真っ二つに割るつもりが、4~6分裂にまで広がってしまう可能性があります。結果、少し食べにくくなるので、その点だけは覚悟しておいたほうがよさそうです。

とはいえ、この“ひと手間”で新しい味覚体験ができるのは間違いありません。一度はぜひ試してほしい食べ方です。

そして最後に、個人的にグッときたポイントがもうひとつ。この製品は、われらが名古屋地区の生産拠点である山崎製パン名古屋工場で生産されているとのこと。あんバターといえば、名古屋を代表する食文化のひとつ。そんな名古屋らしさを感じる商品が、地元工場で作られていると思うと、自然と応援したくなります。

手軽に買えるのに、しっかり語れる。
そのままでも、温めても楽しめる「月餅サンド あんバター」。
甘いもの好きの大人にこそ、一度味わってほしい一品です。

【取り扱い情報】
商品名:月餅サンド あんバター
発売時期:2026年1月リリース
販売店舗:全国のスーパーなど小売店
販売期間:2026年1月~未定
製造元:山崎製パン株式会社 名古屋工場(名古屋市西区)

※取り扱い状況は店舗により異なります。

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