先日、名古屋駅を訪れた折に、駅前の大型屋外広告「グランドボード」に掲出された「森永ビスケット × サンエックスユニバース」コラボの巨大グラフィックを目にして、思わず足を止めてしまいました。昭和・平成・令和と長年にわたって親しまれてきた森永のお菓子と、リラックマやすみっコぐらし、たれぱんだといった人気キャラクターたちが、子ども時代の“シール帳”をモチーフとしたデザインでひとつに集結している――そのインパクトは、まさに圧倒的でした。


以下は、そのとき感じたこと、背景情報、そして「大人になってから改めて買ってみたい」という思いを込めたレポートです。
広告を目の当たりにして──懐かしさと “でかさ” の驚き
まず近づいて目にしたのは、広告のスケールの大きさ。まるで実物のシール帳を巨大化させたような演出で、駅構内からも遠目にひとつの“ステージ”のように目立っていました。シール帳風に縦長に区画を切り、各枠にキャラクターシール風のイラストが並んでいる構成は、平成期にシール帳に夢中だった世代には直球で響くものです。


リラックマやすみっコぐらし、たれぱんだだけでなく、背景やフレームの飾りまで手を抜かず、細部にまでキャラクターの世界観が感じられるデザイン。色使いも明るく、かつちょっと“懐かしさ”を感じさせるトーンで、令和世代も惹きつけられる魅力があります。
「こんなに手が込んだ広告、久しぶりに見たなあ」――そう思いつつ、自分の子どもの頃、シール帳に貼ったキャラシールや、買ったお菓子の包みにワクワクしていた記憶が、ふと頭をよぎりました。
コラボ内容とキャンペーンの背景
この企画は、森永ビスケットとサンエックスユニバース(=リラックマ、すみっコぐらし、たれぱんだなどのキャラクター群)とのコラボレーション。森永側では、マリー、チョイス、ムーンライト、ブラックムーンといったロングセラービスケットに、キャラクターデザインを施した限定パッケージを順次展開しています。

さらに、コラボ第2弾企画として、平成の子どもたちに親しまれた“シール帳”をモチーフにした特別広告展開がスタートしました。東京駅・名古屋駅・大阪駅で順次掲出され、シール帳風のグラフィック広告として、10月13日から名古屋駅・大阪駅の大型ボードに掲出。東京駅では10月6日から地下街「ヤエチカ」のデジタルサイネージに展開、11月11日からは東京メトロ車内ドアガラスステッカーも予定されています。
また、コラボパッケージには楽しみ要素も込みで、箱を切り開くと「空箱工作」ができる仕様(“空箱職人 はるきる”による制作)も用意されており、パッケージそのものを楽しめる工夫も施されています。
加えて、レシート応募形式のプレゼントキャンペーンも実施されており、1箱購入でPayPayポイント1,000円相当(10,000名)、3箱応募でコラボキャラクターデザインの超特大サイズ(150 cm)ビッグクッション(100名)などが抽選で当たるという豪華さ。
こうしたコラボ企画は、“お菓子+キャラクター/ノスタルジー”という要素をかけ合わせ、若者・大人世代の心もつかもうという戦略が感じられます。
森永ビスケット(マリー・ムーンライトなど)の歴史を思い返して
広告を見ながら、森永ビスケットそのものにも改めて目を向けてみました。マリー(Marie)は、1923年(大正12年)に森永が国内向けに発売した16種のビスケットのひとつとして誕生。 現在では、定番中の定番として広く認知されています。

マリーの名前の由来には諸説ありますが、森永側では「マリー・アントワネット」に由来するという説を公式にも紹介しています。 ただし、ビスケット界やマニアの間では、ヨーロッパ各地で似たビスケットが “Marie / Maria” の名で販売されており、名前・系譜に関して複数説が語られています。
当初、マリーは高級な詰め合わせのビスケットのひとつとして扱われていましたが、1926年頃にはより多くの人に届けるため、ボール紙パッケージ(ワックス紙使用)による手頃な仕様が導入され、マリーが“庶民的なビスケット”として広がるきっかけとなったと言われています。
その後、マリーをはじめとした定番シリーズ(ムーンライト、チョイスなど)がラインナップされ、世代を超えて親しまれるブランドに成長してきました。


広告を前に、私は子どもの頃、昼下がりに牛乳とともにマリーをつまんでいた記憶や、友人とシール交換しながらお菓子を分け合った記憶が蘇りました。
“大人になってからのお菓子選び” と今回の発見
近年、私自身はお菓子売り場で手に取るのは、どちらかというとおしゃれな海外ブランドのクッキーや輸入ビスケットが多く、身近な森永ビスケットを買うことは少なくなっていました。「懐かしさ」は感じつつも、購買行動としては“新しさ”に惹かれる大人の嗜好に寄っていたからです。
しかし、今回この広告を見て、「久しぶりにあの味を買って帰ってみようかな」という気持ちが湧いてきました。駅構内のコンビニでコラボパッケージを探すと、意外とすぐに見つかり、リラックマやすみっコぐらしのキャラクターがあしらわれたマリーやムーンライトの箱が並んでいました。パッケージの可愛さと“持って帰りたくなる”雰囲気が、購買意欲を後押ししてくれます。

箱を手にして改めて感じたのは、ビスケットの軽さ、割れやすさ、そしてほのかなミルクの甘さ。子どもの頃と同じ味わいがそこにありつつも、今の自分にとっては“ひと息つくおやつタイム”としてもしっくりくる懐深さがありました。
広告という記憶のフックと世代横断の共感
巨大広告を前に立つと、ただ「可愛いキャラが並んでるな」だけではなく、「あの時代の自分」「あの頃のおやつ時間」「懐かしい感覚」が一気に蘇ります。広告はそれ自体が記憶のスイッチのような存在であり、この企画はそれをうまく仕掛けていると思いました。

昭和から平成、そして令和へと続く森永ビスケットの歴史に、サンエックスユニバースというキャラクター文化を掛け合わせたこの取り組みは、幅広い世代に響く企画だと感じます。特に、私のように“子ども時代の記憶が遠ざかっていた人”にとっては、改めて手に取るきっかけになる面白さがあります。
名古屋駅を訪れた際には、ぜひあの巨大な“シール帳広告”を探してみてください。その場で撮る写真も、きっと記憶とリンクする何かを持って帰れるはずです。
コーヒーや紅茶とともに楽しむ、くつろぎの時間
今回試食したのは、冬季限定で登場した「ムーンライト ロイヤルミルクティー味」をはじめ、サンエックスキャラクターズが加刷された限定パッケージの3アイテム。個包装なのも良いと思います。それぞれに共通して感じられるのは、高級な缶入りクッキーにも劣らない“きめの細かさ”と“上質なサクサク感”です。ひと口かじるとほどけるような軽やかさが広がり、素材の良さが伝わってきます。

特にロイヤルミルクティー味は、ムーンライトならではの優しい卵の風味に、紅茶の香りがふんわりと重なり、上品で落ち着いた味わい。サクッとした食感のあとに、ほんのりとした甘さが残るバランスも絶妙です。

どのアイテムも甘さが控えめで、くどさを感じさせません。ブラックコーヒーや香り高い紅茶との相性も抜群で、お子様のおやつはもちろん、大人のティータイムにもぴったり。サンエックスキャラクターズのかわいらしいパッケージは、見た目にも心を和ませてくれます。
冬のひとときに、温かい飲み物とともに楽しみたい、特別感のあるクッキーです。

パッケージでこんなこともできます。最後まで飽きさせない仕様です。
【広告掲出情報】
森永ビスケット × サンエックスユニバース コラボ広告
掲出場所:名古屋駅 桜通口「グランドボード」
(ユニモール地下街U8・U10出口すぐ、ミッドランドスクエア前ロータリー沿い)
掲出期間:2025年10月13日(月)〜 ※期間限定
主催:森永製菓株式会社 × サンエックス株式会社

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